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「ななやまの水」について

佐賀県唐津市七山(旧 七山村)はその名のとおり、周囲を浮岳・十坊山・笛岳・岩屋山・椿山・穀地蔵山・女岳といった北斗七星に似た並びの七つの山々に囲まれています。この山々が育む清流や、森林・湿原などの多様な自然環境は、日本の滝百選「観音の滝」にも見られるように豊かな水が長い年月をかけて作り上げたものです。

“ななやまの水”は、その滝の麓300mの地下により採取した豊富なミネラル天然ラドンを含んだ天然水を、成分・味を損なわないよう非加熱殺菌処理によりボトリングしています。悠久の時が育んだ豊かな自然の恵みを“ななやまの水”でじっくりと味わって下さい。

天然ラドン水について

「天然ラドン ななやまの水」は、美しい緑と豊かな清流の里、七山のふもと300mの地下より湧き出たラドンを含む天然水です。ラドンとは、地下のラジウムがアルファー線を放射して、1602年を経てラドンRn(希ガス元素)に変化するもので、ラドン水が出来るまでに実に1602年を要した古代の水です。

天然水の採水地

佐賀県唐津市七山(旧 七山村)「日本の滝百選」の一つである「観音の滝」近くの森林の地下300Mより採水しています。

水質について

天然水の水質

水質:ラドン(Rn)35キュリー・ラドン/kg

※参考資料(温泉:20キュリー以上、療養泉:30キュリー以上)

殺菌処理

殺菌方法:非加熱処理

成分表

ミネラル分析表
分析項目 試験結果 定量下限値
カルシウム 22.0 mg/l 0.005
ナトリウム 10.6 mg/l 0.02
マグネシウム 5.2 mg/l 0.02
カリウム 2.0 mg/l 0.02
ラドン 35.0×10-10 キュリーラドン/l
硬度 75.0 mg/l
PH値 7.9 5.8以上8.6以下

飲料水水質検査報告書

「ななやまの水」の飲み方

水の中にカルシウムとマグネシウムが含まれている量を数値化したものを硬度といい、一般的に軟水といわれるものは、硬度 60~100以下の水です。「天然ラドン ななやまの水」は、硬度 75mg/lの軟水です。

飲料水としてそのまま飲んでも美味しいですが、日本茶や紅茶を淹れると甘みが増して香りが引き立ち、コーヒーでは、よりマイルドな味をお楽しみいただけます。お湯割り・水割りにも最適です。

水割り・お湯割りについて - 焼酎の七山の水割りとお湯割り -

よく、お酒との相性がよいとのご意見を頂きますので、おすすめの焼酎の飲み方をご紹介します。

水の選択で、焼酎の味はがらりと変わる

水割りやお湯割りのおいしさは、使う水の善し悪しにも大きく左右されます。味にこだわるなら、水選びに気をつかいたいものです。手に入るのであれば、酒造メーカーが製造時に使った仕込み水がベストなのですが、なかなか手に入る物ではありません。

そこで、水道水ではなくミネラルウォーターを使うと、すっきりとした味わいになります。ミネラルウォーター選びのポイントは水の硬度です。日本の水は基本的に軟水ですから、焼酎の水割りやお湯割りには軟水のミネラルウォーターを使うことで、どんな焼酎にも相性良く馴染んで、まろやかな柔らかい口当たりになります。

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適温のお湯割りで、味も香りもアップ

九州の焼酎メーカーの約9割はお湯で割って飲むことを前提に製品を作っており、焼酎と言えば、お湯割りが定番中の定番です。お湯割りを前提に造られた焼酎は、氷で冷やすと香りが立ちにくく、その魅力やおいしさを100%堪能できません。

お湯割りでも、熱湯を注いではせっかくの味が台無しになってしまいます。お湯が熱すぎると揮発するアルコールの刺激臭で香りが損なわれ、旨みも逃げていきます。40~45℃のいわゆる「ぬる燗」にするのがベストです。この温度だと焼酎ならではのふくよかな香りが良く立ち上がり、甘みやコクを充分に味わうことができます。

合わせて一晩おけば、味がまろやかに

「焼酎のお湯割りは一晩寝かす」

焼酎を割った直後は、水とアルコールなどの成分がバラバラの状態ですが、一晩たつとそれらが馴染んで、味や香りがまろやかになります。方法はごく簡単で、焼酎を水で好みの割合に割り、一晩以上放置するだけ。後は飲むときに、軽く燗を付ければできあがりです。

焼酎と水の割合は一般的に 4対6 or 6対4 の割合がいいと言われています。この方法は、芋でも麦でも米でも本格焼酎全般に効果がありますが、特に泡盛は風味に丸みが出ます。

よくあるご質問

よくあるご質問(天然水について)

Q.賞味期限はどれくらいですか?

A.未開封で1年です。

Q.子どもでも飲めますか?

A.お子様からお年寄りまで安心して飲んでいただけます。

Q.どこで購入出来ますか?

A.七山内の各農産物直売所(鳴神の庄・あゆのさと)や、唐津うまかもん市場、または、このホームページで購入出来ます。

Q.保存はどのようにすれば良いですか?

A.直射日光を避けて保管して下さい。

Q.加熱したり、凍らせたりしても大丈夫ですか?

A.はい。焼酎のお湯割りもオススメです。

Q.ラドンって何ですか?

A.地下のラジウムがアルファー線を放射して1602年を経てラドンRn(希ガス元素)に変化するもので、ラドン水が出来るまでに実に1602年を要します。

その他のご質問・ご相談につきましては、電話もしくはメールフォームにてお気軽にお問い合わせください。

採水地周辺の環境

七山の美しい山々

山里を包む美しい山々は、七山の大きな財産のひとつ。古くから人々が山とともに暮らしてきたことは、周辺に残る縄文文化の遺跡からもわかります。また、このいったいはもともと山岳信仰が強く、“七山”という地名も桓武天皇の時代に鳴神様(雷のことと思われます)をまつったことから“なるがみやま”となり、そこから“かみ”が取れ“なるやま”さらにそれが“ななやま”になったといわれています。

観音の滝

観音の滝は、「木がくれの淵」「狭霧の滝」など8つの滝と淵が清流で結ばれたもので、松浦八景のひとつにも数えられています。

その昔、豊臣秀吉の身の回りの世話をしていた広沢の局が眼病を患った際、七山鳴神山福聚院(現在の滝の観音)で祈祷して全快したことから、眼病にご利益があると多くの人が訪れるようになったとされています。

清めの淵
狭霧の滝
白竜の滝

樫原湿原

七山東部に位置する樫原湿原―ここにはユニークで変化に富んだ自然があります。四季折々に可憐な美しさを競う植物は100種類以上、その花々に群がる虫たちは30種類以上、そして季節をうたう鳥たちも40種類以上。

自然の美しさに触れるには絶好の場所、それが樫原です。北部九州の「自然公園」として多くの人々に知られ、訪れる人も年々増加しています。

サギソウ
ミツガシワ
トキソウ

フルーツ

現在、七山でつくられているみかんは、栽培面積にして約300ヘクタール。もっとも盛んだった頃と比較すると、2分の1ほどに減少していますが、やはり七山を語るうえで抜きにすることはできません。

また、量から質の時代への移行にあわせて、より多品種なものへと転換。ハウスみかんや完熟みかん、伊予柑、ネーブルオレンジなどもつくられるようになっています。まだまだみかんは、七山を代表するフルーツです。

高冷地野菜

七山では、面積の約8割が標高200~600mの高冷地という地理的特性を生かして、様々な高冷地野菜が栽培されています。

年間600トンを生産するキュウリは、その品質の良さを高く評価されており、トマト、ナス、トマト、キュウリ、ホウレン草、レタスなど、数多くの野菜がつくられ、出荷されています。

七山茶

七山でお茶が栽培されるようになったのは、かなり昔とされています。もともと高山植物の一種で、高冷地での栽培がもっとも自然といわれるお茶の性質が、七山の自然環境に適していたのがその理由のひとつです。

その多くが自家用としてつくられていた当時からその良質さが評価されていましたが、昭和57年の九州大会、昭和60年の全国大会で農林水産大臣賞に輝いたことで、七山茶の品質の良さが実証されました。

七文字焼

七文字焼は、毎年開催されてきた夏まつりのハイライトとして、平成元年から始まりました。これは、七山を見直し、その素晴らしさを内外の人々に再認識してもらう目的で計画された「ななやまヒューマニティの里づくり」事業の一環として行われたもので、新たな100年のスタートを飾るにふさわしいものといえます。

夏まつりがクライマックスを迎える頃、笛岳の山肌に鮮やかに浮かび上がる“七”の文字。まるで幻想絵巻の一篇を見ているように、心静かに七文字焼を見つめる人々が、一体感を共有しながら夏まつりの夜は更けていきます。